2013年3月27日水曜日

Ardour3

オープンソースで完全フリーなソフトであるArdourが3/10にversion3にアップデートされました.
ArchLinuxも今日レポジトリのパッケージがversion3にアップデートされた模様.


ArdourはDAWソフトで,低レイテンシなオーディオサーバであるJACK Audio Connection Kitの作者であるPaul Davisによって作られました.
フリーながらもかなりの高機能で,しかもLinuxのみならずMac OSXでも動作することで有名でしたが,今までMIDIシーケンス機能が備わっていませんでした.
また,LinuxネイティブなバージョンのVSTだったり,LADSPAのようなLinuxのオーディオエフェクトプラグインを使うことも可能です

バージョン3ではそのMIDIシーケンス機能が実装されたようで,DTMを行なう人にとっては朗報でしょう.
ちなみに,UIや使用感はProToolsに近いようです(私はDTMをやらないのでわかりませんが)

ということで紹介でした.

2013年3月26日火曜日

ArchLinuxでRuby2.0.0とmikutter0.2.1.1137を動かす


3/28追記: ArchLinuxのruby-cairoパッケージは1.12.2-4ら1.12.2-6アップデートた.パッケージ中身変わんがPKGBUILD修正があった模様.
た,ruby-gtk2も1.2.5アップデートで,はmikutter普通パッケージ入れ動作す.って記事もう役立た情報,obsolete参考ないようさい
この記事はいわゆるバッドノウハウ,近い将来役に立たなくなるハズのtipsです


内容は表題の通り.
今回のアップデートでArchLinuxのrubyもついに2.0.0と相成りましたが,
AURからmikutterをインストールしている場合にはアップデート後に
rb_cCairo_Contextというシンボルがlibpangoにないと怒られて起動できなくなります.
そこで,その場合の対処方法です

1st step mikutter入れなおし
yaourtを入れている人は
yaourt -S mikutter
でmikutterを再インストールしましょう.ここでポイントは,PKGBUILDを編集してください.
depends=('ruby-gtk2' 'ruby-cairo')と書かれている行を削除するだけです.

2nd step 要らないパッケージは消す
先ほど依存関係から外してしまったruby-gtk2関連のモノは消しましょう.
mikutter以外にruby-gtk2パッケージに依存しているモノを入れてなければ
pacman -Rns ruby-gtk2
で削除できます.正確には,
ruby-atk
ruby-cairo
ruby-gdkpixbuf2
ruby-glib2
ruby-pango
ruby-gtk2
のパッケージが要らなくなります.

3rd step 必要なモジュールのインストール
さて,消したパッケージの分だけgemからパッケージをインストールしましょう.

gem install (packagename) -v (version)
で$HOME/.gemにインストールされるハズです.
必要なパッケージは
glib2
atk
cairo
pango
gdk_pixbuf2
gtk2
です.このうちcairo以外はバージョンが1.2.3である必要があります.最新の1.2.4ではエラーが出るようです.もし依存で1.2.4がうっかり入っちゃった時は
gem uninstall (packagename) -v (version)
で消しとけばOK.
ちなみに,mikutterパッケージではなくmikutter-git(これもAURにあります)でdevelopブランチから開発版を入れた場合,現時点(v0.2.2.1150)では追加でgemから
memoize
typed-array
addressable
oauth
bsearch
もインストールしておきましょう.

では,すてきなmikutterライフを!

2013年3月19日火曜日

ArchBSDの紹介とか感想とか


ArchLinuxというLinuxのディストリビューションは皆さんご存知でしょうか.
The Arch Wayという理念を掲げた非常シンプルで簡素なディストリビューションです.
このArchが持つ特徴に,パッケージ管理システムがあります.
Debian系のdpkgやapt,Redhat系のrpmやyum,そしてSlackware系ともまた違う独立系のものです.
pacmanという名前で,こちらが詳しいでしょう.
そしてもうひとつ,ArchはGentooLinuxとおなじくローリングリリースなシステムなのも特徴です.



さて前置きが長くなりましたが,最近発表されてテスト用ISOイメージが配布されたOSに
ArchBSDというものがあります.
過去にもArchから派生したArchHurdなどもありますが,これもまたArchのシステムを応用しつつカーネルはLinux以外を使用しています.
名前通りBSDベースで,FreeBSDが元になっています.
Gentoo/FreeBSDやDebian GNU/kFreeBSDと違うのはパッケージはオリジナルFreeBSDのportsをArchのビルドシステムであるABSに書き直してビルドして提供されてるところでしょう.
そのためわりとオリジナルのFreeBSDに近いと言えるでしょう.
initシステムはGentooで採用されているOpenRCです.



今回はVMware上にこのArchBSDをインストールしてみました.
ホストOSはArchLinuxです.


インストール方法はこれとかこれを見ればよいので割愛.
ArchLinuxに慣れたユーザならほぼArchWikiにあるインストールガイドとそう大差ないのであっさり導入できることでしょう.
余談ですが,gihyoでの紹介ページにインストーラは"まだ"ないとありますがArchLinuxからしてインストーラがメンテナがおらず削除されてるのでメンテナ不足なArchBSDでインストーラが作られることはないのではないかと予想しています.


現在ブラウザはchromiumのみ存在しています.また,X WindowはありますがDEはLXDEのみ.WMにopenboxがあります.i3もレポジトリにありますがパッケージ不足.
freebsd-sourcesやfreebsd-worldをインストールすればカーネルビルドも楽にできます.
portsから自力でPKGBUILD書いてArchBSDのパッケージを作るのも手でしょう.
Archに慣れてる自分としては,pacmanが使えるBSDは快適に思えます.



最近はPC-BSDもローリングリリースに切り替えたそうで,パッケージ管理もFreeBSD 10-CURRENTで採用されたpkg(8)を使用しているそうです.
カジュアルなBSDの流れが来ているのかも.


最後に,このプロジェクト気に入った人は是非Donationしたげてくださいな

TLで呟き見たので補足
ベースはFreeBSD9.1です.FreeBSDの最新のstableに追随するものかと思われます.
パッケージはあくまでports由来でそれをArchのパッケージ形式にしているだけです
ftp://archbsd.net/
ここにあるcoreとextraとcommunityがそれぞれの公式レポジトリです.レポジトリの名前は本家Archを踏襲しているようです.
また,パッケージからのインストール先は/usr/localでベースシステムと切り離してあります
既にAURも存在しており,一般ユーザからレシピファイル(PKGBUILD)を提供できるようになっています.